外壁塗装・リフォーム前に「住まいる健診」をお勧めします
住まいる健診は2つの基準で住宅の内部・構造・屋根・外壁までもれなく行う「お家の健康診断」
特に耐久性に影響を及ぼす屋根・外壁は「「屋根・外壁デジタル精密診断」を行います。
デジタル診断機器=サーモカメラ・高周波水分計・顕微鏡・水平器など使います
診断所要時間は、2時間~3時間です。立ち合いをお勧めします。
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先日アパートオーナ様より、
住まいる健診(商標登録)のご依頼を受け、
外部限定の診断をオーナー様と一緒に、
2時間かけて実施しました。
詳細の報告書
https://www.mokutokyo.jp/data/sumairu_kenshin_ssama_20230929.pdf
住まいる健診のご依頼の背景です。
管理会社の施工店と地元の塗装店より、
診断と見積が出ておりましたが、
診断結果の内容が異なり、疑問を感じて
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所のホームページより、
ご依頼となりました。
【注意事項】
1=直張り工法の窯業系サイディングの塗装について
ホームページなどではもっともらしく「塗装は出来ない」・・とか
カバー工法が良い、部分補修で塗装が出来る?・・・・
全て、根拠が無いです。
根拠=正しい診断とデジタル精密機器(高周波水分計 サーモカメラ 顕微鏡など)
と(一社)木塗協が作成の「診断マニュアル」と(一社)日本窯業外装材協会
発行の「窯業系サイディング標準施工基準」をベースとした手順が必要です。
時間も外壁だけで1時間半はかかります。
2=住まいる健診の目的は
窯業系サイディング基板 塗膜 シーリング+下地=防水紙・木材までの
劣化状況と水分状況と
新築時の問題=不良工事(一般にかなり不良工事)が有ります。
その結果、<塗装の可否の判定>
<塗装後の不具合リスクの判定>
最終的には施主様と納得のゆくまで打ち合わせを行い、
塗装&リフォーム・メンテナンスの工事方針を決め、金額の見積もりを行います。
3=特に2021年以降のスレート屋根材では、無石綿化に伴う「強度低下と
湿乾伸縮」による割れが多く見受けられます。
この場合もいきなり「カバー工事」では有りません!
これはとにかく売り込みたい業者売り込みです。
正しくは、耐震性評価(重量が0.5~1トン程度の追加です)
下地の劣化 雨水・結露水の状況を診断して、
両方とも問題無い時だけ「カバー工事」が出来ます。
この2つの検査も 住まいる健診で実施します。
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住まいる健診は基本的に無料ですので、
お気軽にご相談下さい。
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